こんちは。
身を粉にしてっていう言葉ありますよね。
僕それを"身をこなにして"ってずっと言ってたんですよね。
今日は身をこなにして働いたぜ、えっへん
とか言ってたけど、えぐいださいやん。
身を粉にして
労力を惜しまず一心に仕事をする。
goo国語辞書
鏡味類語: 灰になる
みなさんは身を粉にして働いたことはありますか?
私はたぶん人生で二度だけあります。
一度目は消防時代に、火事に出動したときですね(熱すぎて物理的に灰になるところだった)
火が熱いのなんのって(当たり前だろ)
二度目はラグビーの翻訳のときですね。
自分がやりがいを持ってやってることって、作業中は灰になってることに気付かないんですけど。
アドレナリンどばどばなので。
でも終わったあとがヤヴァイんですよね。
なんにも手がつかない。
そんな経験したことありませんか?
実は僕、最近まで灰になってました。
さて、何があったのか説明しよう☝️
翻訳塾が終わって、トライアル等を受けるために各種翻訳者求人に登録したのです。
その中にProZ.comという、比較的低単価な案件だけど初心者でも実績が積めるぜみたいなサイトに登録してたのですが、そこ経由でお仕事のご依頼がありました。
プロフィールに"字幕翻訳の経験あり"って書いてたからでしょうね
字幕翻訳案件がきました。
今流行りの、産業字幕翻訳です(知らんけど)
とにかく来た仕事は受けてみようということで、英文メールのやり取りを数回重ね、やることに。
しかし、聞いてください
〆切: 日本時間明日19:00(現在時10:00、しかも仕事が19:00まで)
動画尺: 30分
ハコ数: 600
これは徹夜ですよ。
尺30分のハコ数600って、朝ドラやん。
さてここからは時系列に語っていきましょう。
移動時間などで一通り動画を閲覧。
・仕事終わり帰宅 20:00(残り24時間、ジャックバウワーや)
30分と捉えると心が折れるので、10分を3セットと捉えました
なんてったって、水泳ではインターバル練習の鬼だったからね(キラッ)
さてとりかかりはじめます。
10分まで終了
時計を見ます。
23:30
ハッ
さ、3時間半…?
一瞬で脳内で計算。
このペースだと10時間半。
寝るのは6時半…だと…!!(休憩なしで)
睡眠時間8時間は確保したいので(無理だろ)、焦りますよね。
とりあえず一旦落ち着くために、コーヒーを淹れて、床に座ります(ソファーに座れ)
こんなこと言ってられないので、5分休憩して、作業はスピードアップさせました。
この時点で私はすでに灰になってます。
20分まで終了
2:15
ん?
この10分は2時間ちょっとか
やればできるじゃん。
ここでシャワーを浴びて、最終コーナーに備える。
満を辞してラスト10分。
ラスト10分の語り手の口数が多いのなんのって。
1分でいいから静かにしてほしい。
っていうのは冗談だけど、メンタル的にはそんな感じ。
最後の力を振り絞って完了(心身共にここにあらず)
4:15
2時間ぴっただ。
見直しは後でやろうということで、とりあえず寝ました。
5時間後に起床し、見直しをします。
そしたら、誤訳や訳抜けがところどころあるので、それと字数を調整。
納品10:00
完
私の心は灰になってどこかへ飛んで行きました。
今回はとりあえずやってみようということで受けたんですが、わかったことがたくさんあるんです。
・自分のキャパが知れた
・ケツに火がついたときの処理スピード(大炎上時)
・余裕を持つにはどれぐらいの納期と量なのか
・自分の理想単価
上3つは言うまでもないですが、4つ目がわかったということは大きいです。
自分がもらっていい金額が知れたことはかなり大きいです。
正直案件を引き受けるまで、自分がどれぐらいの単価でいただいていいのかというのはわかってなかったんです(自己肯定感低め)
納品してから、先方からのご要望に応えつつ、修正をして、今は最終段階でございます(気が抜けないから終わってほしい…)
向こうにもタイムリミットがありますので、修正は的確にやりとりが少なくなるように心がけております。
他社からも、次の案件のご依頼もいただいておりますので、空いた時間をしっかり活用して頑張っていこうと思います。
まだまだ経験は足りないし、下っ端なので、これからいろいろな仕事を積極的に引き受けていき、最強の翻訳者を目指します!
答えられることは少ないですが、何か案件受注に関して聞きたいことあれば聞いてね〜
ではまた会う日まで〜
鏡味
21/100(今週は忙しかったな…)
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